村上昭夫(読み)ムラカミ アキオ

20世紀日本人名事典 「村上昭夫」の解説

村上 昭夫
ムラカミ アキオ

昭和期の詩人



生年
昭和2(1927)年1月5日

没年
昭和43(1968)年10月11日

出生地
岩手県気仙沼郡矢作町

学歴〔年〕
岩手中学校卒

主な受賞名〔年〕
晩翠賞(第8回)〔昭和42年〕「動物の哀歌」,H氏賞(第18回)〔昭和43年〕「動物哀歌

経歴
戦時中ハルビンで官史生活、敗戦シベリア抑留2年。帰国後盛岡郵便局に勤めた。昭和25年結核となり療養生活。戦後詩を書き始め「首輪」「Lá」の会所属、モダニズムの旗手村野四郎に嘱望されていた。詩集にH氏賞受賞の「動物哀歌」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村上昭夫」の解説

村上昭夫 むらかみ-あきお

1927-1968 昭和時代後期の詩人。
昭和2年1月5日生まれ。第二次大戦中は満州(中国東北部)で官吏をつとめ,敗戦でシベリアに抑留。帰国後一時盛岡郵便局に勤務肺結核にかかり療養生活をおくるなか詩作をはじめ,詩集「動物哀歌」で昭和42年晩翠賞,43年H氏賞をうけた。昭和43年10月11日死去。41歳。岩手県出身。岩手中学卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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