村山拙軒(読み)むらやま せっけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村山拙軒」の解説

村山拙軒 むらやま-せっけん

1832-1893 幕末-明治時代の医師,漢学者
天保(てんぽう)3年生まれ。塩田順庵次男。幕府医官村山氏の養子。万延元年の遣米使節外科医として随行。その記録に「奉使日録」がある。維新後は文部省などにつとめ,また博物局で黒川真頼(まより)らと「工芸志料」を編修した。明治26年3月23日死去。62歳。名は徳淳。字(あざな)は大樸。別号に伯元。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android