村松文三(読み)むらまつ ぶんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村松文三」の解説

村松文三 むらまつ-ぶんぞう

1828-1874 幕末尊攘(そんじょう)運動家。
文政11年5月25日生まれ。駿河(するが)(静岡県)の医師村松家の婿。京都で国事に奔走,天狗(てんぐ)党の挙兵にくわわったのち各地に潜伏した。維新後は伊那(いな)県少参事。僧月性(げっしょう)作として知られる漢詩「男児立志出郷関」は,文三の作とする説が有力。明治7年1月死去。47歳。伊勢(いせ)(三重県)出身本姓は幸崎。号は香雲,青狂。
格言など】人間(じんかん)到る処青山(せいざん)有り(「男児立志出郷関」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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