20世紀日本人名事典 「村沢夏風」の解説 村沢 夏風ムラサワ カフウ 昭和・平成期の俳人,漫画家 「嵯峨野」主宰。 生年大正7(1918)年11月14日 没年平成12(2000)年11月29日 出生地東京・月島 本名村沢 喜八郎(ムラサワ キハチロウ) 学歴〔年〕保善商卒 主な受賞名〔年〕鶴俳句賞〔昭和33年〕,鶴賞(文章部門)〔昭和40年〕,俳人協会賞(第29回)〔平成2年〕「独坐」 経歴昭和18年「鶴」入会。石田波郷の門下に入り、「鴫」、「壺」同人を経て、28年「鶴」同人。村山古郷の死により62年「嵯峨野」主宰。俳人協会評議員を務めた。句集に「寒影」「山望」「彩雲」「独坐」、著書に「石田波郷の俳句」など。漫画家としても知られ、共著に「漫画 俳句入門」がある。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「村沢夏風」の解説 村沢夏風 むらさわ-かふう 1918-2000 昭和-平成時代の俳人。大正7年11月14日生まれ。石田波郷にまなび,昭和28年「鶴」同人。村山古郷没後の62年から「嵯峨野」を主宰。平成2年「独坐」で俳人協会賞。対象を凝視し,質朴な作風を展開。漫画家としても知られる。平成12年11月29日死去。82歳。東京出身。本名は喜八郎。句集はほかに「山望」「空山」,評論に「石田波郷の俳句」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by