条達(読み)じょうたつ

精選版 日本国語大辞典 「条達」の意味・読み・例文・類語

じょう‐たつデウ‥【条達】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 木の枝が分かれるように、四方に通達すること。
    1. [初出の実例]「故に野生の識ありと雖ども之が培養に資せざれば遂に条達する能はず」(出典:明六雑誌‐一四号(1874)知説・一〈西周〉)
    2. [その他の文献]〔戦国策‐魏策上・哀王〕
  3. 条理がよく通ること。すじみちがはっきりしていること。〔淮南子‐泰族訓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「条達」の読み・字形・画数・意味

【条達】じよう(でう)たつ

すじ道が通る。〔戦国策、魏一〕魏は地、方千里に至らず、~地四にして、侯四、條輻湊(ふくそう)し、名山大川の阻、ること無し。

字通「条」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android