東一番丁
ひがしいちばんちよう
[現在地名]仙台市一番町一―四丁目
東番丁は東一番丁から東十番丁まであり、仙台城ならびに東北に走る通町通(奥州街道)の東方に割付けられた。東一番丁は同通にほぼ並行し、東二番丁から東五番丁の各番丁はより北西に割られ、東六番丁から東九番丁まではより北東に傾く。東端の東十番丁は東西に延びる。うち一番丁から六番丁までは大町通に交差し、六番丁は南の清水小路に通じる。安政仙府絵図では七番丁までが侍屋敷(大番組)で、八番丁以東は足軽屋敷が並ぶ。東一番丁は芭蕉の辻の約一町東で大町通と直交し、北は国分町東裏、それを北進すると定禅寺通にぶつかり、南は南町東裏で、さらに南下すると同じく通町の柳町に突当る。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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