東京七宝(読み)とうきょうしっぽう

事典 日本の地域ブランド・名産品 「東京七宝」の解説

東京七宝[金工]
とうきょうしっぽう

関東地方、東京都の地域ブランド。
台東区荒川区北区などで製作されている。江戸時代初期、平田道仁朝鮮からの渡来人に七宝技術を学び、その後、初めて刀の鍔や馬具などに東京七宝を飾った。平田家は代々江戸に住み、多くの弟子を養成し始める明治時代初期までその技術を門外不出。その後、明治時代に勲章工芸が技法に取り入れられ、現在のバッジメダルアクセサリーなどがつくられるようになった。東京都伝統工芸品

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「東京七宝」の解説

東京七宝

東京都台東区、荒川区などで生産される工芸品。製造技術は江戸時代に朝鮮の渡来人によりもたらされ、明治時代に勲章製作を通じて発展したとされる。東京都により「東京の伝統工芸品」に指定されている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む