東作(読み)トウサク

デジタル大辞泉 「東作」の意味・読み・例文・類語

とう‐さく【東作】

《「東」は春の意》春の耕作。また、農作。→西収
「春は―のおもひをわすれ、秋は西収のいとなみにも及ばず」〈平家・一〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「東作」の意味・読み・例文・類語

とう‐さく【東作】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「東」は春の意 ) 春の耕作。田づくり。耕作。農作。⇔西収
    1. [初出の実例]「詔曰、時臨東作、人赴田疇」(出典:続日本紀‐神亀四年(727)二月丙寅)
    2. [その他の文献]〔書経‐堯典〕

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普及版 字通 「東作」の読み・字形・画数・意味

【東作】とうさく

春の耕作。〔書、尭典〕寅(つつし)んで出日(むか)へ、東作を秩(べんちつ)せしむ。

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