東儀頼玄(読み)トウギ ヨリハル

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「東儀頼玄」の解説

東儀 頼玄
トウギ ヨリハル


職業
楽師

専門
横笛

肩書
宮内省楽部楽師

生年月日
天保5年

出生地
京都

経歴
楽人東儀如寿の養子となり、家業の横笛を学んだ。嘉永3年伊勢守、慶応2年正五位下、明治2年東京に移り、宮内省雅楽師となり、一時伶人長も務めた。明治の雅楽笛師の多くは頼玄の門から出た。文部省依頼学校唱歌を多数作曲。

没年月日
明治31年 12月 (1898年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東儀頼玄」の解説

東儀頼玄 とうぎ-よりはる

1834-1898 幕末-明治時代の雅楽家。
天保(てんぽう)5年2月生まれ。京都の辻近敦の子。東儀如寿(ゆきひさ)の跡をつぎ,横笛をまなぶ。明治3年太政官雅楽局にはいり,21年伶人(れいじん)(楽師)長となる。笛も製作した。明治31年12月3日死去。65歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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