東八幡神社(読み)ひがしはちまんじんじや

日本歴史地名大系 「東八幡神社」の解説

東八幡神社
ひがしはちまんじんじや

[現在地名]小松島市中田町

千代ちよはらにある。主祭神は応神天皇。旧郷社。「阿波志」に八幡祠とあり、千代の松林の東西二祠のうち東祠はおお宮と称され、天正一七年(一五八九)蜂須賀家政により一〇石の寄進、慶長年間(一五九六―一六一五)に財を与えられて造築されたという。寛永一八年(一六四一)の忠英様御代両国内寺領社領等支配帳では小松島浦中田ちゆうでん村内の一〇石が八幡社領とされている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android