改訂新版 世界大百科事典 「東北抗日聯軍」の意味・わかりやすい解説 東北抗日聯軍 (とうほくこうにちれんぐん)Dōng běi kàng rì lián jūn 中国共産党の指導で1936年に東北(満州)で組織された抗日遊撃軍。満州事変後,東北では自然発生的に多数のゲリラが生まれたが,36年に中国共産党が統一戦線の立場から連合軍に組織した。第1軍総司令は有名な楊靖宇(1905-1940)。翌年には兵力4万~5万を数えた。日本側の集団村化等の強圧下に減少しながらも,抗日戦を戦いぬき,戦後には東北民主聯軍と改称した。執筆者:狭間 直樹 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by