日本歴史地名大系 「東新田村」の解説 東新田村ひがししんでんむら 兵庫県:尼崎市旧武庫郡地区東新田村[現在地名]尼崎市蓬川町(よもがわちよう)・琴浦町(ことうらちよう)・大庄中通(おおしようなかどおり)一―四丁目・菜切山町(なきりやまちよう)・水明町(すいめいちよう)・道意町(どういちよう)一丁目・同四―五丁目・大庄西町(おおしようにしまち)三丁目・大島(おおしま)三丁目浜田(はまだ)村の南西に位置し、南部東側は蓬川を隔てて川辺(かわべ)郡竹谷(たけや)新田。南端を中国街道が通る。永正一六年(一五一九)一二月に四国・淡路・播磨の軍勢を率いて摂津に侵攻した細川澄元が、細川高国方の河原林正頼が籠る越水(こしみず)城(現西宮市)を包囲したのに対し、細川高国はその支援のために武庫川沿いの新田などの所々に陣取っている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報