東明村(読み)とうみようむら

日本歴史地名大系 「東明村」の解説

東明村
とうみようむら

[現在地名]東灘区御影塚町みかげつかまち一―四丁目

石屋いしや村の西、海に面する沖積地に位置する。村の北端に沿って山陽道が通る。中世都賀とが庄内にあり、永正一七年(一五二〇)九月三日の都賀庄下司名年貢納帳(天城文書)にトヲメと肩書されて孫衛門らがみえるが、これは当地の住人と思われる。慶長国絵図にはトウメとみえ、徳井とくい(現灘区)と合計で高一九一石余。元禄郷帳では徳井村枝郷と肩書されて東明村がみえ、青山信濃守知行と記載される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android