東条良太郎(読み)トウジョウ リョウタロウ

20世紀日本人名事典 「東条良太郎」の解説

東条 良太郎
トウジョウ リョウタロウ

明治〜昭和期の医師



生年
明治2年11月25日(1869年)

没年
昭和12(1937)年1月1日

出生地
上総国長生郡五郷村(千葉県)

学歴〔年〕
東京帝大医科大学〔明治31年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔大正7年〕

経歴
一高を経て、明治31年東京帝大を卒業し、母校の医学部助手となり産科婦人科に勤務、同年広島県立病院部長、34年愛媛県立松山病院婦人科主任、35年大阪市緒方病院産婦人科主任を歴任。42年辞してドイツに自費留学しドレスデン市立病院のスニシュル博士について産婦人科病理学・細菌学研究し欧州各国を見学して、44年帰国。同年大阪市に東条産科婦人科病院を開設し、以来日本における産婦人科の権威として臨床界に重きをなした。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「東条良太郎」の解説

東条良太郎 とうじょう-りょうたろう

1869-1937 明治-昭和時代前期の医師。
明治2年11月25日生まれ。42年ドイツに留学し,産婦人科学,細菌学を研究。44年帰国,大阪市に東条産科婦人科病院を開設した。昭和12年1月1日死去。69歳。上総(かずさ)(千葉県)出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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