日本歴史地名大系 「東神楽村」の解説
東神楽村
ひがしかぐらむら
昭和一八年(一九四三)から同四〇年まで存続した上川郡の村。昭和一八年四月、上川郡神楽村から分村して一級町村東神楽村として成立。「丁巳日誌」(再石狩日誌)にみえる「フシコチユクベツ」はポン川にあたるとみられ、「川巾弐間計(中略)夷人小屋一軒有。昔しは多く有し由なり(中略)家主イソテクアイノ妻アリコレと二人住す。然るに此者は上サツホロの帳面に附たるもまたおかし」と記される。明治二〇年(一八八七)の道庁殖民課の福原鉄之輔らによる上川原野殖民地撰定では、当村域は「フシコ
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報