東神楽町(読み)ひがしかぐらちよう

日本歴史地名大系 「東神楽町」の解説

東神楽町
ひがしかぐらちよう

面積:六八・六四平方キロ

昭和四一年(一九六六)上川郡東神楽村が町制を施行して成立。上川支庁管内の中央部、旭川市の南東に位置する。北東東川ひがしかわ町、南東は美瑛びえい町で、ほかは旭川市に囲まれる。町域は北西から南東に細長く、上川支庁管内最小面積の自治体。北西部の平坦地と南東部丘陵地からなり、町域の五二・九パーセントが耕地(うち田地七五パーセント、畑地二五パーセント)、民有地の山林二〇・一パーセント、宅地四・一パーセント、その他二二・九パーセント(平成一四年版「北海道自治年鑑」)北端を石狩川水系の忠別ちゆうべつ川が北西に流れる。町内中央を同川の古川とされるポン川が貫流し、南東部の高台から流れ出す八千代やちよ川が稲荷いなり川を合せ、ポン川に注ぐ。東部では志比内しびない川が忠別川に注いでいる。北部を道道東川―東神楽―旭川線が横断し、市街地中心部で北からの主要道道鷹栖たかす―東神楽線と南からの同旭川空港線が直交している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東神楽町」の意味・わかりやすい解説

東神楽〔町〕
ひがしかぐら

北海道中部,上川盆地にある町。 1966年町制。地名はアイヌ語ヘッチュウシ (神々が集って楽しく遊ぶことの意) に由来。 1935年,聖台貯水池 (現美瑛町) の建設により台地開拓が進む。農業地域で,米作酪農のほかテンサイ,ジャガイモ,ダイコン,タマネギなどの栽培が行われる。旭川空港があり,東京,大阪,名古屋への定期便がある。面積 68.5km2人口 1万127(2020)。

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