東谷鉱山(読み)ひがしだにこうざん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「東谷鉱山」の意味・わかりやすい解説

東谷鉱山
ひがしだにこうざん

北九州市小倉南区のカルスト台地平尾台の南西部にある三菱マテリアルの石灰石鉱山。 1955年8月開発に着手,56年9月から月産5万t規模採掘開始,その後次第に規模が拡大した。地質古生代の堆積岩層と中生代の貫入層から成り品位 (酸化カルシウム) 54.1%。採掘はすべて露天掘りで,開発当初はグローリー=ホール法によっていたが,67年から階段採掘法を採用し,日本屈指の石灰石鉱山に成長した。

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関連語 グローリー

世界大百科事典(旧版)内の東谷鉱山の言及

【採鉱】より

…とくに石灰石鉱山には,生産量の大きい重要なものが多い。福岡県にある東谷鉱山もその一つで,平尾台と呼ばれる石灰岩台地の一隅で年間920万tの石灰石を生産している。採掘の方法はマムート鉱山と同様の階段採掘法であるが,ベンチの高さは15mある。…

※「東谷鉱山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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