東赤麻古墳
ひがしあかまこふん
[現在地名]藤岡町赤麻 内手
赤麻沼北岸の台地上を占める。赤麻の石室ともいわれる。径一五メートル前後、高さ約三メートルの円形の墳丘の南に開口する横穴式石室は羨道が大きく破壊されているが、推定全長六五メートル以上、奥壁幅約一・五メートル。寛文―延宝年間(一六六一―八一)に掘られたものとされ、碧玉製管玉二・水晶切子玉一・金銅製刀装具(圭頭大刀頭残欠一・喰出鐔残欠一・
残欠一)・金環一・銅環一・金銅製雲珠残欠二・轡残欠若干・
残欠一・鉄鏃数本が出土している。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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