杳窕(読み)ようちょう

精選版 日本国語大辞典 「杳窕」の意味・読み・例文・類語

よう‐ちょうエウテウ【杳窕】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 はるかに遠いさま。
    1. [初出の実例]「心は杳窕(エウテウ)の境に誘はれて、二千年のかなたに引き寄せらるる」(出典虞美人草(1907)〈夏目漱石〉二)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐白沙渡詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「杳窕」の読み・字形・画数・意味

【杳窕】ようちよう(えうてう)

はるかで遠いさま。唐・杜甫〔白沙渡〕詩 差池(しち)として舟楫(しうしふ)を上らせ 杳窕として雲(うんかん)(天の川)に入る

字通「杳」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む