杵淵重光(読み)きねぶち しげみつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「杵淵重光」の解説

杵淵重光 きねぶち-しげみつ

?-1181 平安時代後期の武士
信濃(しなの)(長野県)の人。城長茂(じょう-ながもち)の配下,富部家俊の家臣讒言(ざんげん)によってしりぞけられていたが,治承(じしょう)5年(1181)6月木曾義仲との戦いに出陣する家俊にひそかにしたがう。信濃横田河原(千曲川河岸)で家俊が討たれると敵陣にとびこんで仇を討ち,自害したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android