松の実(読み)まつのみ

精選版 日本国語大辞典 「松の実」の意味・読み・例文・類語

まつ【松】 の 実(み)

  1. まつかさ。まつぼっくり。松子(しょうし)。〔十巻本和名抄(934頃)〕
  2. まつかさの中に包まれている種子。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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百科事典マイペディア 「松の実」の意味・わかりやすい解説

松の実【まつのみ】

マツ球果松かさ)の中にある種子。日本,朝鮮などで食用にするのはおもにチョウセンゴヨウゴヨウマツ)の種子で長さ1cmくらいの白い粒。朝鮮,中国東北地区,シベリアなどに産し,日本アルプスなどでも産する。脂肪を多く含み,古くから強壮不老薬効があるとされた。菓子材料,酒のつまみなどにする。

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