松ヶ崎貝塚(読み)まつがさきかいづか

日本歴史地名大系 「松ヶ崎貝塚」の解説

松ヶ崎貝塚
まつがさきかいづか

[現在地名]北茨城市大津町 北作

里根さとね川と海に挟まれた南北に延びる標高五〇メートル前後の台地上の南端部傾斜面にあり、約一ヘクタールの範囲に小貝塚が点在する。北作きたさく貝塚ともいう。自然遺物としてハマグリ、ウバカイ、ダンペイキサゴ、レイシホラガイコシダカガンガラアカニシアワビカキ、バイ等の貝類、マダイ、カタクチ、カジキマグロ、イカ、イノシシ等の魚獣骨類が出土したほか、人工遺物として石器土器類が発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android