松ヶ崎貝塚(読み)まつがさきかいづか

日本歴史地名大系 「松ヶ崎貝塚」の解説

松ヶ崎貝塚
まつがさきかいづか

[現在地名]北茨城市大津町 北作

里根さとね川と海に挟まれた南北に延びる標高五〇メートル前後の台地上の南端部傾斜面にあり、約一ヘクタールの範囲に小貝塚が点在する。北作きたさく貝塚ともいう。自然遺物としてハマグリ、ウバカイ、ダンペイキサゴ、レイシホラガイコシダカガンガラアカニシアワビカキ、バイ等の貝類、マダイ、カタクチ、カジキマグロ、イカ、イノシシ等の魚獣骨類が出土したほか、人工遺物として石器土器類が発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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