松ヶ鼻(読み)まつがはな

日本歴史地名大系 「松ヶ鼻」の解説

松ヶ鼻
まつがはな

[現在地名]武生市向新保町 松ヶ鼻

向新保むこうしんぽ南端にある字名で、日野山の西北麓にあたる。西側に日野川が近接して流れ、当地を取水口とする松ヶ鼻用水も知られている。地名は暦応三年(一三四〇)一一月日付得江頼員軍忠状(得江文書)の同年九月二二日に、妙法寺みようほうじ城・平葺ひらぶき陣とともに「松鼻城」がみえる。

日野川東岸一帯の水害は、洪水時の激流がこの地で奔流するためで、護岸工事は農民にとって重大な問題であった。元禄・宝永年間の大洪水で打撃を受けた農民の窮状をみた鯖江陣屋の代官古郡文右衛門は、松ヶ鼻山から巨石を運び、堤防を築いた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

乞巧奠〈公事十二ケ月絵巻〉〘 名詞 〙 陰暦七月七日の行事。乞巧は技工、芸能の上達を願う祭。もと中国の行事であるが、日本でも奈良時代以来、宮中の節会(せちえ)としてとり入れられ、在来の棚機津女(たなば...

乞巧奠の用語解説を読む