松下筑陰(読み)まつした ちくいん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松下筑陰」の解説

松下筑陰 まつした-ちくいん

1764-1810 江戸時代中期-後期儒者
明和元年生まれ。筑後(ちくご)(福岡県)久留米(くるめ)藩につかえ,のち豊後(ぶんご)(大分県)日田にすむ。寛政6年佐伯(さいき)藩主毛利高標(たかすえ)にまねかれて藩校四教(しこう)堂でおしえた。門人に広瀬淡窓。文化7年8月24日死去。47歳。名は夷。字(あざな)は世民。通称は勇馬,文之進。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android