日本歴史地名大系 「松代道」の解説 松代道まつしろみち 長野県：小県郡松代道小県郡の上田城下、禰津（ねつ）・矢沢（やざわ）・海野（うんの）方面より、松代城下（現長野市松代）に向かう幾筋かの松代道があった。いずれの道も曲尾（まがりお）村（現真田町曲尾）で合わさり、ここより北西に向けて上り、地蔵（じぞう）峠を越え、埴科（はにしな）郡赤芝（あかしば）村（現長野市豊栄（とよさか））を経て、松代に至る（現真田町荒井と松代間は県道長野―真田線）。このうち上田城下よりの道は、城下の常田（ときだ）村（現上田市）より鳥居（とりい）峠越えの上州道（現国道一四四号）を長島（ながしま）村（現上田市長島）で分れ、戸石（といし）・米山（こめやま）両山城西麓の金剛寺（こんごうじ）村（現上田市金剛寺）を経て曲尾村に至り、地蔵峠に向かった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
