松岡神社(読み)まつおかじんじや

日本歴史地名大系 「松岡神社」の解説

松岡神社
まつおかじんじや

[現在地名]鹿島市浜町字野畠

浜川の河口から約一キロ上流の山麓にある。「鹿島志」に「松岡山は、浜津の上に在り。三面谷を連ね、境く塵少し。青篁翠松相錯り、山中に宮を秘す。素盞嗚尊を勧請す。故に祇園宮といふ。(中略)六月十五日祭儀あり。之を祇園会といふ。(中略)十三夜には、則ち店を浜川の上に構へ、之を夜市と名づく」とある。

また「佐賀県神社誌要」には、「祭神、日本武尊・伊弉那美尊・素盞嗚尊。景行天皇の御宇、皇子日本武尊筑紫を巡視し、能美庄に上陸して土蜘蛛大白・小白を降服せしめ、仁八田の山に遊覧ありしに、八幹の松樹欝蒼として枝葉垂れ、翠緑滴るが如し。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む