松岡神社(読み)まつおかじんじや

日本歴史地名大系 「松岡神社」の解説

松岡神社
まつおかじんじや

[現在地名]鹿島市浜町字野畠

浜川の河口から約一キロ上流の山麓にある。「鹿島志」に「松岡山は、浜津の上に在り。三面谷を連ね、境く塵少し。青篁翠松相錯り、山中に宮を秘す。素盞嗚尊を勧請す。故に祇園宮といふ。(中略)六月十五日祭儀あり。之を祇園会といふ。(中略)十三夜には、則ち店を浜川の上に構へ、之を夜市と名づく」とある。

また「佐賀県神社誌要」には、「祭神、日本武尊・伊弉那美尊・素盞嗚尊。景行天皇の御宇、皇子日本武尊筑紫を巡視し、能美庄に上陸して土蜘蛛大白・小白を降服せしめ、仁八田の山に遊覧ありしに、八幹の松樹欝蒼として枝葉垂れ、翠緑滴るが如し。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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