精選版 日本国語大辞典 「松帆浦」の意味・読み・例文・類語
まつほ‐の‐うら【松帆浦】
(「まつおのうら」とも)
※万葉(8C後)六・九三五「名寸隅(なきすみ)の 船瀬ゆ見ゆる 淡路島 松帆乃浦(まつほノうら)に」
[2] 〘名〙
※雑俳・柳多留‐一二一(1833)「嬉しいね松尾の浦かききいした」
② 来ない人を待ちこがれる情。
※黄表紙・敵討義女英(1795)下「まつほのうらのものおもひ、はやうお顔が見たい」
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