松平信祝(読み)まつだいら のぶとき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平信祝」の解説

松平信祝 まつだいら-のぶとき

1683-1744 江戸時代中期の大名
天和(てんな)3年11月6日生まれ。松平信輝(のぶてる)の長男。宝永6年下総(しもうさ)古河(こが)藩(茨城県)藩主となる。三河(愛知県)吉田藩をへて,享保(きょうほう)14年遠江(とおとうみ)(静岡県)浜松藩主松平(大河内)家初代。この間,奏者番,大坂城代をつとめ,15年老中となる。延享元年4月18日死去。62歳。初名は信高(のぶたか)。伊豆守(いずのかみ)。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の松平信祝の言及

【吉田藩】より

…1869年(明治2)版籍奉還の際,豊橋藩と改称。1601年(慶長6)松平(竹谷)家清,12年松平(深溝)忠利,32年(寛永9)水野忠清,42年水野忠善,45年(正保2)小笠原忠知,97年(元禄10)久世重之,1705年(宝永2)牧野成春,12年(正徳2)松平(大河内)信祝(のぶとき),29年(享保14)松平(本庄)資訓,49年(寛延2)松平(大河内)信復(のぶなお)と,近世中期まで大名の交替が相次ぎ,歴代には小笠原長重,久世重之,松平信祝,信明(のぶあきら),信順(のぶより),信古(のぶひさ)と幕府の要職についたものが多い。石高は初期は3万~5万石,1712年以降は7万石。…

※「松平信祝」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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