松平近説(読み)まつだいら ちかよし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松平近説」の解説

松平近説 まつだいら-ちかよし

1828-1886 江戸後期-明治時代大名
文政11年7月5日生まれ。伊勢(いせ)(三重県)桑名藩主松平定永(さだなが)の11男。松平近信(ちかのぶ)の急養子となり,天保(てんぽう)12年豊後(ぶんご)(大分県)府内藩主松平(大給(おぎゅう))家10代。藩校を整備して遊焉館と改称し,医学館を創設。奏者番兼寺社奉行をへて,慶応3年若年寄。4年姓を大給とあらためた。明治19年11月18日死去。59歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android