松明院(読み)しようみよういん

日本歴史地名大系 「松明院」の解説

松明院
しようみよういん

[現在地名]岡崎市細川町 根古屋

矢作川の堤防の東、水田と農家に囲まれ、樹木に恵まれた平地にある。法然上人三河二十五霊場の一つで、総門・鐘楼本堂一直線に並ぶ。松本山と号し、浄土宗鎮西派。本尊阿弥陀如来。「三河堤」に「細川村、称名院 寄附田松平和泉守ヨリ、本山同郡大樹寺」とある。開山は隣誉本公で大給おぎゆう松平氏の祖松平乗元の創建である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 墓碑 境内

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android