松本淳三(読み)マツモト ジュンゾウ

20世紀日本人名事典 「松本淳三」の解説

松本 淳三
マツモト ジュンゾウ

大正・昭和期の詩人,アナキスト 元・衆院議員(社会党)。



生年
明治27(1894)年1月1日

没年
昭和25(1950)年10月9日

出生地
島根県美濃郡高城村(現・益田市)

本名
松本 淳造

学歴〔年〕
慶応義塾大学理財科〔大正5年〕中退

経歴
早くから詩人、アナキストとして知られ、日本社会主義同盟参加し、また売文社社員となる。大正10年「中外」記者の時、自由人連盟の演説会で右翼に刺される。同年「種蒔く人」の同人となり、12年「鎖」を創刊。のち日本労農党を経て、昭和3年日本大衆党結党に参加、以後全国大衆党などに参加。11年東京府議となる。戦後は社会党に参加、中央執行委員、島根県連委員長となり、21年衆院議員となった。著書詩集「二足獣の歌へる」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「松本淳三」の解説

松本 淳三
マツモト ジュンゾウ


肩書
元・衆院議員(社会党)

本名
松本 淳造

生年月日
明治27年1月1日

出生地
島根県美濃郡高城村(現・益田市)

学歴
慶応義塾大学理財科〔大正5年〕中退

経歴
早くから詩人、アナキストとして知られ、日本社会主義同盟に参加し、また売文社社員となる。大正10年「中外」記者の時、自由人連盟の演説会で右翼に刺される。同年「種蒔く人」の同人となり、12年「鎖」を創刊。のち日本労農党を経て、昭和3年日本大衆党結党に参加、以後全国大衆党などに参加。11年東京府議となる。戦後は社会党に参加、中央執行委員、島根県連委員長となり、21年衆院議員となった。著書に詩集「二足獣の歌へる」がある。

没年月日
昭和25年10月9日

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松本淳三」の解説

松本淳三 まつもと-じゅんぞう

1895-1950 大正-昭和時代の詩人,政治家
明治28年1月1日生まれ。日本社会主義同盟に参加。再刊された「種蒔(ま)く人」の同人となり,大正12年詩誌「鎖」を創刊する。昭和2年日本労農党にはいり,戦後21年衆議院議員(当選2回,社会党)。昭和25年10月9日死去。55歳。島根県出身。慶応義塾中退。本名は淳造。詩集に「二足獣の歌へる」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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