松果腺(読み)しょうかせん

精選版 日本国語大辞典の解説

しょうか‐せん ショウクヮ‥【松果腺】

〘名〙 脊椎動物の間脳の上方に突き出たマツカサ状の小体。内分泌腺の一種とされ、性器の発育を調整して早熟を防ぐ機能をもつとされる。松果体。上生体。
※科学‐大正一五年(1926)一月号・極大美と極小美〈田中龍夫〉「またある人は松果腺の中にありと考へたが、そこにも魂は姿を見せん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の松果腺の言及

【松果体】より

…上生体epiphysis,松果腺pineal gland,松果器官pineal organともいう。松果体は脊椎動物の間脳背面に突出する内分泌腺の一種である。…

【内分泌腺】より

…系統発生学的に考えて,精巣,卵巣は性細胞を形成するのが元来の機能であり,性ホルモンの分泌機能は進化の途上獲得されたものであろう。(10)松果腺 哺乳類,鳥類の松果体はメラトニンmelatonineを分泌し,腺構造をもつので松果腺とも呼ばれるが,爬虫類,両生類,魚類ではまだ光感覚器官で内分泌腺ではなく,松果体と呼ぶ。メクラウナギ類では存在しないといわれる。…

※「松果腺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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