松永正敏(読み)マツナガ マサトシ

20世紀日本人名事典 「松永正敏」の解説

松永 正敏
マツナガ マサトシ

明治期の陸軍中将,男爵



生年
嘉永4年6月1日(1851年)

没年
明治45(1912)年2月18日

出生地
肥後国鹿本郡中富村(熊本県)

経歴
松永利吉の第2子に生まれる。幼少より杉谷文明に学び、明治4年陸軍に入る。台湾出兵西南戦争出征を経て、日清戦争では歩兵第2連隊長、日露戦争では少尉、歩兵第3旅団長、第3軍参謀長などを歴任。38年中将、男爵、第3師団長となる。39年第2師団長を務め、43年朝鮮駐剳を命ぜられた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松永正敏」の解説

松永正敏 まつなが-まさとし

1851-1912 明治時代軍人
嘉永(かえい)4年6月1日生まれ。明治4年陸軍にはいり,歩兵第三旅団長,第三軍参謀長などを歴任。38年陸軍中将,第三師団長となる。翌年第二師団長。明治45年2月18日死去。62歳。肥後(熊本県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android