松田修(読み)マツダ オサム

20世紀日本人名事典 「松田修」の解説

松田 修
マツダ オサム

昭和・平成期の国文学者 国文学研究資料館名誉教授;元・法政大学教授。



生年
昭和2(1927)年10月1日

没年
平成16(2004)年2月6日

出生地
大阪府大阪市

出身地
香川県高松市

学歴〔年〕
京都大学文学部国文科〔昭和27年〕卒,京都大学大学院〔昭和33年〕修了

経歴
昭和33年福岡女子大学助教授、43年奈良女子大学助教授、47年国文学研究資料館教授などを経て、56年法政大学教授に就任。平成5年退職。近世文学や芸能史の研究に従事し、刺青文化に深い造詣を持つことでも知られた。著書に「日本近世文学の成立」「刺青・性・死」「闇のユートピア」「江戸異端文学ノート」などがある。


松田 修
マツダ オサム

昭和期の著述家 日本植物友の会名誉会長。



生年
明治36(1903)年6月28日

没年
平成2(1990)年2月26日

出生地
山形県

学歴〔年〕
東京帝国大学農学部〔昭和3年〕卒

経歴
植物文化史、植物文学、万葉植物を研究。昭和28年日本植物友の会を創立

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松田修」の解説

松田修 まつだ-おさむ

1927-2004 昭和後期-平成時代の国文学者。
昭和2年10月1日生まれ。国文学研究資料館教授をへて,昭和56年から平成5年まで法大教授。専門は近世文学,芸能史で,その底にながれる異端の美学を追究した。平成16年2月6日死去。76歳。大阪出身。京大卒。著作に「刺青・性・死」「日本近世文学の成立」「江戸異端文学ノート」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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