アビエス油,針葉油ともいう.マツ科植物の葉を水蒸気蒸留して得られる精油.わが国では,北海道産のトドマツAbies sachalinensis,エゾマツAbies jezoensisの葉から,シベリアではシベリアモミAbies sibiricaの葉から採油する.無色ないし淡黄色の液体で,快い香気を有する.主成分はα-ピネン,β-ピネン,酢酸l-ボルニル,カンフェンなど.香料,せっけん,浴剤などに用いられる.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...