松葉油(読み)まつばゆ

精選版 日本国語大辞典 「松葉油」の意味・読み・例文・類語

まつば‐ゆ【松葉油】

  1. 〘 名詞 〙 松柏類の葉から製する香油。ピネンなどを含む。スウェーデン産のものは呼吸器病患者の吸入に用いられる。

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化学辞典 第2版 「松葉油」の解説

松葉油
マツバユ
pine needle oil, abies oil

アビエス油,針葉油ともいう.マツ科植物の葉を水蒸気蒸留して得られる精油.わが国では,北海道産のトドマツAbies sachalinensis,エゾマツAbies jezoensisの葉から,シベリアではシベリアモミAbies sibiricaの葉から採油する.無色ないし淡黄色の液体で,快い香気を有する.主成分はα-ピネン,β-ピネン,酢酸l-ボルニル,カンフェンなど.香料,せっけん,浴剤などに用いられる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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