松隈健彦(読み)マツクマ タケヒコ

20世紀日本人名事典 「松隈健彦」の解説

松隈 健彦
マツクマ タケヒコ

大正・昭和期の天文学者 東北帝大教授。



生年
明治23(1890)年3月18日

没年
昭和25(1950)年1月14日

出生地
佐賀県唐津市

学歴〔年〕
東京帝大理科大学星学科〔大正2年〕卒

学位〔年〕
理学博士〔昭和10年〕

経歴
海兵教官、六高教授を経て、大正9年一高教授、東京帝大助教授兼任。東京天文台編暦主任。13年東北帝大助教授、のち天文学教授となり、同大天文学教室を創設した。三体問題周期軌道数値積分の世界的権威著書に「天体力学」「三体問題」「天文学概論」(上巻)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松隈健彦」の解説

松隈健彦 まつくま-たけひこ

1890-1950 大正-昭和時代の天文学者。
明治23年3月18日生まれ。大正9年一高教授兼東京帝大助教授,東京天文台編暦主任となる。13年東北帝大にうつり,天文学教室を創設し,教授となる。周期軌道の研究で知られる。昭和25年1月14日死去。59歳。佐賀県出身。東京帝大卒。著作に「天体力学」「三体問題」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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