日本歴史地名大系 「板井原村」の解説 板井原村いたいばらむら 鳥取県:八頭郡用瀬町板井原村[現在地名]用瀬町赤波(あがなみ)赤波川の最上流域、洗足(せんぞく)山(七三六・三メートル)の山中に位置する。南東方の山中にある上板井原村(現智頭町)に対し下板井原村ともいう。正保(一六四四―四八)以前から赤波村の内村として成立していたが、正保国絵図には載せられず、元禄国絵図に初めて収載された(元禄一四年「変地其外相改目録」県立博物館蔵)。その後享保一九年(一七三四)以前に領内限りの一村として独立し、村役人も別に置かれた。同年の鈴木孫三郎所持本「因幡誌」によると高四八石、竈数一四、本免五ツ三分。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by