日本歴史地名大系 「板田村」の解説 板田村いただむら 愛知県:岡崎市板田村[現在地名]岡崎市板田町青木(あおき)川の渓谷を東南にさかのぼりつめた盆地の村落。北は標高二二五メートルの山を隔てて大井野(おおいの)村、東は中畑(なかばた)村・岩戸(いわと)村を経て峠を下ると乙(おと)川沿いの秦梨(はたなし)村に通じる。南は山の峰が続き、西は田口(たぐち)村を経て箱柳(はこやなぎ)村から岡崎城下に出る。中世、中山(なかやま)庄に属すという。中根氏領となり天文(一五三二―五五)の頃岡崎藩領となり明治に至る。また「三河堤」には「板田村出生 天野四郎兵衛」と記す。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by