林叟徳瓊(読み)りんそう とっけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「林叟徳瓊」の解説

林叟徳瓊 りんそう-とっけい

1251-1321 鎌倉時代の僧。
建長3年生まれ。肥前の人。臨済(りんざい)宗。蘭渓道隆(らんけい-どうりゅう)の法をつぐ。宋(そう)(中国)にわたり,永仁(えいにん)3年(1295)帰国して肥前長崎の小味寺にはいる。のち鎌倉禅興寺の住持をへて,寿福寺の住持となった。元亨(げんこう)元年10月10日死去。71歳。俗姓千葉諡号(しごう)は覚照禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android