柏崎権兵衛(読み)かしわざき ごんべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柏崎権兵衛」の解説

柏崎権兵衛(初代) かしわざき-ごんべえ

?-? 江戸時代前期の歌舞伎唄方。
天和(てんな)-元禄(げんろく)(1681-1704)のころ活躍鈴虫権左衛門弟子という。貞享(じょうきょう)3年江戸中村座で「椀久(わんきゅう)浮世十界」の小唄をうたい名をあげた。通称は新唄(しんうた)権兵衛

柏崎権兵衛(2代) かしわざき-ごんべえ

?-? 江戸時代中期の歌舞伎長唄三味線方。
初代柏崎権兵衛の子という。4代杵屋(きねや)六左衛門の門にはいり,享保(きょうほう)-延享(1716-48)のころ江戸の各座に出演作曲にもすぐれたという。初名は杵屋権兵衛。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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