柳之御所跡(読み)やなぎのごしょあと

百科事典マイペディア 「柳之御所跡」の意味・わかりやすい解説

柳之御所跡【やなぎのごしょあと】

岩手県平泉町にある奥州藤原氏のものとみられる居館跡。東を北上川,西を猫間ヶ淵に限られ,最大長725m,最大幅212m,面積は約10万m2に及ぶ。外周に濠をめぐらし,その中に塀で囲まれた中心区画があり,掘立柱建物の東西棟が確認されている。出土遺物は豊富で,〈かわらけ〉をはじめ中国産・国産の陶磁器,木製品など種類も多い。〈柳之御所〉の名は,室町期からの源義経居所とする伝承から源氏将軍の柳営(りゅうえい)に由来。近年,発掘調査の成果などから,《吾妻鏡》文治5年(1189年)9月17日条にみえる〈平泉館(ひらいずみのたち)〉,すなわち藤原秀衡政庁と考えられている。付近には無量光院跡(特別史跡,世界遺産)や伽羅(きゃら)御所跡など藤原氏ゆかりの遺跡がある。→平泉[町]
→関連項目無量光院跡

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

新暦の 4月後半から 5月の,梅雨前に日本列島が大きな移動性高気圧に覆われたときの晴天。発現期間は短い。もともとは旧暦 5月が梅雨にあたることから,梅雨の晴れ間の意味で,梅雨晴れ(つゆばれ)とも呼ばれ...

五月晴れの用語解説を読む