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柳之御所跡 やなぎのごしょあと

大辞林 第三版の解説

やなぎのごしょあと【柳之御所跡】

岩手県平泉町の北上川岸にある館跡。平安時代末の建物・堀・陶磁器が出土し、陸奥むつ国藤原氏の政庁、平泉館と確定した。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

百科事典マイペディアの解説

柳之御所跡【やなぎのごしょあと】

岩手県平泉町にある奥州藤原氏のものとみられる居館跡。東を北上川,西を猫間ヶ淵に限られ,最大長725m,最大幅212m,面積は約10万m2に及ぶ。外周に濠をめぐらし,その中に塀で囲まれた中心区画があり,掘立柱建物の東西棟が確認されている。出土遺物は豊富で,〈かわらけ〉をはじめ中国産・国産の陶磁器,木製品など種類も多い。〈柳之御所〉の名は,室町期からの源義経の居所とする伝承から源氏将軍の柳営(りゅうえい)に由来。近年,発掘調査の成果などから,《吾妻鏡》文治5年(1189年)9月17日条にみえる〈平泉館(ひらいずみのたち)〉,すなわち藤原秀衡の政庁と考えられている。付近には無量光院跡(特別史跡,世界遺産)や伽羅(きゃら)御所跡など藤原氏ゆかりの遺跡がある。→平泉[町]
→関連項目無量光院跡

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