日本歴史地名大系 「柳島町」の解説 柳島町やなぎしまちよう 東京都:墨田区旧本所区地区柳島町[現在地名]墨田区太平(たいへい)四丁目深川六間堀(ふかがわろつけんぼり)代地町の東に続く。東は横十間(よこじつけん)川を隔て亀戸(かめいど)町(現江東区)、南は下総高岡藩井上氏屋敷・信濃須坂藩堀氏屋敷など、北は柳島町続北本所(やなぎしまちようつづききたほんじよ)代地町・柳島村。もとは柳島村の内の田畑で、寛文九年(一六六九)本所一円が町屋となった際に町屋となり、元禄一〇年(一六九七)永代売御免とされた。正徳三年(一七一三)町奉行・代官両支配となった。柳島村の地所であることから柳島町と称したと伝える。町内間数は南側が東西表間口田舎間一八間・南北裏行五間余、北側が東西表間口田舎間一一八間・南北裏行二〇間、横川通西側が南北表間口田舎間二九間・東西裏行二五間。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by