柳派(読み)ヤナギハ

精選版 日本国語大辞典 「柳派」の意味・読み・例文・類語

やなぎ‐は【柳派】

  1. 〘 名詞 〙 落語家の一派。人情ばなしの名人といわれた麗麗亭柳橋を祖とし、春風亭・柳亭・柳家などの亭号を名乗る。三遊派に対抗して、多くの名手を演芸界に送り出した。
    1. [初出の実例]「都下これ等の噺し家に三遊派と柳派との二流あり」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android