柳派(読み)ヤナギハ

デジタル大辞泉 「柳派」の意味・読み・例文・類語

やなぎ‐は【柳派】

落語家一派。麗麗亭柳橋を祖とし、一門多く春風亭・柳亭りゅうてい柳家やなぎやを名のった。

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精選版 日本国語大辞典 「柳派」の意味・読み・例文・類語

やなぎ‐は【柳派】

  1. 〘 名詞 〙 落語家の一派。人情ばなしの名人といわれた麗麗亭柳橋を祖とし、春風亭・柳亭・柳家などの亭号を名乗る。三遊派に対抗して、多くの名手を演芸界に送り出した。
    1. [初出の実例]「都下これ等の噺し家に三遊派と柳派との二流あり」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下)

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