デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴田勝世」の解説 柴田勝世 しばた-かつよ ?-1848 江戸時代後期の武士。土佐高知藩士。京都留守役をつとめ,国学,和歌にすぐれる。天保(てんぽう)11年(1840)光格天皇死去に際し,武家の慣例をやぶって藩邸の正月の門飾りを廃して謹慎。これが先例となり,慶応2年孝明天皇死去時には,幕命により迎春の行事が禁じられた。嘉永(かえい)元年9月4日死去。通称は長五郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例