柴田郷(読み)しばたごう

日本歴史地名大系 「柴田郷」の解説

柴田郷
しばたごう

和名抄」高山寺本・東急本ともに「之波多」の訓を付す。康和五年(一一〇三)六月一〇日付神祇官奏(朝野群載)には「柴田郷専当」とみえる。保延元年(一一三五)一〇月の寛御厨検田馬上帳(壬生文書)には柴田郷の「五条七柄里」「六条七小枚里」にゆたけ御厨に属する田一町四反二二〇歩・畠二反三〇〇余歩がみえる。また仁平二年(一一五二)正月日度会貞綱田地売券写(光明寺古文書)には「柴田郷五条六鳥部里」三二・三三坪に一町、嘉元三年(一三〇五)一二月一八日の柴田郷野田御薗内一分方田数注文(同文書)には同里三二・三三・三四坪、「四条八田之里」一〇坪などに一町三反余の野田のだ御園に属する田があった。

柴田郷
しばたごう

「和名抄」諸本とも訓を欠く。「続日本紀」神護景雲三年(七六九)三月一三日条によれば、「柴田郡人外正六位上丈部嶋足」が「安倍柴田臣」の姓を賜っている。「延喜式」兵部省諸国駅伝馬条に「あつかし、柴田、小野各十疋」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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