柴田風山(読み)しばた ふうざん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「柴田風山」の解説

柴田風山 しばた-ふうざん

1655-1728 江戸時代前期-中期儒者
明暦元年生まれ。筑前(ちくぜん)(福岡県)の人。貝原益軒(えきけん)にまなび,寛文11年(1671)福岡藩儒官となる。著作の「五竜日記」で流刑に処されたが,元禄(げんろく)12年ゆるされて帰藩し,子弟の教育にあたった。享保(きょうほう)13年11月23日死去。74歳。名は成章。字(あざな)は文進。通称は文之丞。別号に随庵,漸斎など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android