柴目村(読み)しばめむら

日本歴史地名大系 「柴目村」の解説

柴目村
しばめむら

[現在地名]野上町柴目

小野おの村の北、まる(三五三・八メートル)北側の山中の村で、北西長谷ながたに村から入った高野街道が東南の鳥居とりい峠を越えて真国まくに川沿いに延びる。「続風土記」は「柴目の名義詳かならす、按するに芝免の転訛ならん、此地山間にて税軽く芝草の免の地なりしなるへし」と記す。

承久二年(一二二〇)一二月日付の石清水八幡宮検校祐清譲状(石清水文書)に「(南殿)女子得寿姫令譲所々」の一つとして「紀伊国 小川 柴目 七重山 鉾立 長谷村等」とあり、山城石清水いわしみず八幡宮領であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む