デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「栄常」の解説 栄常 えいじょう ?-? 奈良時代の僧。天平(てんぴょう)(729-749)のころ,山城(京都府)高麗寺でいつも法華経を読誦(どくじゅ)していた。ある日,俗人と碁をうったとき,相手が栄常をあざけると,俗人はたちまち口がまがり死んでしまった。法華行者をあざけるとそれだけでこうした災いにあうのだと,人々は話しあったという。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例