日本歴史地名大系 「栄春寺」の解説 栄春寺えいしゆんじ 京都市:伏見区伏見町第一区山崎町栄春寺[現在地名]伏見区桃山町丹下曹洞宗、泰澄山と号する。本尊は釈迦如来。「京都府地誌」に「山崎町ニ在、境内東西弐拾七間三分、南北弐拾弐間八分、面積六百弐拾弐坪、禅宗越後国頸城郡羽生村耕文寺ニ属ス、永禄十二年己巳、本寺四世僧伝養開立ス」とある。江戸時代の絵図や「伏見鑑」などの地誌類には、所在地は山崎町となっているが、現在地は桃山(ももやま)町丹下(たんげ)なので、近代に町界の変更があったようである。〈京都・山城寺院神社大事典〉〔長沼宗敬墓〕長沼宗敬は江戸前期の兵法家で、信州松本(まつもと)(現長野県松本市)出身。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by