日本歴史地名大系 「栄泉寺」の解説 栄泉寺えいせんじ 静岡県:周智郡森町三倉村栄泉寺[現在地名]森町三倉 洞平三倉(みくら)川と大府(おおぶ)川の合流点西岸にある。太平山と号し、曹洞宗。本尊は釈迦如来。寺伝(栄泉寺蔵)によれば古くは天台宗で、竜頭山を号し、三倉大河内(おおこうち)の「みそどこ」にあった。文正元年(一四六六)に曹洞宗に改宗し、享禄二年(一五二九)には中(なか)村の尺平(しやくだいら)へ、寛永年中(一六二四―四四)現在地へ堂宇を移したと伝えられる。太平山の山号は徳川家康から拝領したといわれる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by